【2020大注目のインド】急成長を遂げるインド人の収入について
こんにちわ!
WooGWay株式会社代表の関口です。
今回は世界で大注目されているインドについて話します。
目次
なぜ今注目されているのか?
今、なぜインドが注目されているかご存知でしょうか?
インドという大国を聞いたことがないという方はいらっしゃらないかと思いますが、皆さんはインド言えば、まず何を思い浮かべますか?
皆さんの頭の中に出てきた言葉は
「カレー」ではないでしょうか?笑
もちろん日本で国民食にまでなったカレーは世界でもとても有名ですが、
ビジネスにおいて世界中の企業がインドを大注目しています。
3つの大きな理由を以下に挙げました。
1.人口増加
2.IT人材の豊富さ
3.インドにたくさんの企業が進出している
まず、1.人口増加について解説します。
人口が増加すれば、その国の成長率が上がるという事は自然な流れですね。
ただ単に人口が多いのではなく若年層という働き盛りの、「労働人口」の多さに比例して、その国の成長生は上がると予測できます。
日本の人口図と比較してみましょう。
参照:jp.gdfreak.com
社会の授業でも習ったように日本の人口マップはピラミッド型にはなっていませんね。総務省が公表した2020年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、全国の人口は1億2713万8033人で、日本人は前年から50万5046人減少して1億2427万1318人になりました。1968年の現行調査開始以来、50万人越えの減少はこの53年間で最大の減少数です。
日本の人口減少問題は社会問題として様々な場面で取り上げられています。
次はインドの人口図をみてみましょう。
インドは日本とは異なり、模範的なピラミッド型の人口になっています。
生産年齢人口に関しては、インドは2020年代半ばに現在世界一位である中国を抜き、世紀末までに世界最大になると予測されています。
中国では人口を抑えようと、かねてから推進されている一人っ子政策が効いてきたので、元々9億5000万人である生産年齢人口が同じ期間に3億5700万人に激減するとされています。
一方インドは一定数の生産年齢人口を維持しつつ、国内総生産(GDP)の世界ランキングを上昇させられる数少ない国になると予測されています。
インドのGDPは現行の世界第7位から将来的には3位に上昇するとも予想されているんです。
人口とともにGDPも上昇しているインドを注目しないわけにはいきません。
ちなみにこちらの画像はインドの州ごとに28ケ国の人口が収まってしまうという衝撃の画像です。笑
一目でインドの人口の多さが伝わるかと思います。
次に、2.IT人口の多さ、IT人材の豊富さについて解説します。
なぜここでIT人口を取り上げるかというと、世界でテクノロジー改革が起きており、世界中もちろん日本の社会全体でも、ITの分野が今の経済を牽引していると言っても全く大袈裟ではありません。
そんな中で、ご存知の方も多いかと思いますが、インドはIT大国と言われるほどIT人口が多いです。
IT分野の卒業者数の数ですがアメリカを差し置いてインドが突出してIT人材を排出していますよね。
日本のグラフを見ていただくと9位の3.4万人、実にインドの6%程度しかいません。
2030年までに日本のIT需要は更に高まり、日本のIT人材の不足は60万人を超えるとまで言われています。
インドのIT人口の多さも知っていただけたかと思いますが、IT人口が多いだけでなく、IT人口のスキルレベルが高いんです。
それを象徴するのが、世界の大手超有名企業のCEO達がインド人なんですよね。
そちらに関しては詳しく、こちらの記事で書いていますのでこちらをチェックしてください。https://note.com/embed/notes/n92613a71b647
世界の超有名企業にたくさんのインド人が活躍している中、インド本国にたくさんの優秀なIT人材がいるので、世界中から多くの企業がインドに拠点を置き進出しています。
ただ突出した技術を現地で雇用できる事は、利便性だけでなく、人件費などのランニングコストも低く抑えることが可能になります。
インド人の初任給が4万円?
そんなインドの給料について解説します。
・事務職 4万円〜
インド現地での大卒の初任給は、一般的に大体25,000ルピー(約40000円)から30,000ルピー(約48000円)程度から少し年齢が上がった人でも、50,000ルピー(約80000円)程度なんです。
現代の日本では考えられない数字ですが、インドの物価が安いので可能な額です。日本も数十年前は1米ドル360円という額で先進国から来る人には非常に安い国でしたが、経済急成長し1米ドル110円程度になりましたね。日本からしたら、現代インドはチャンスです。
・課長クラス 16万円〜
マネージャーと呼ばれる人たちは、10万ルピー(約16万円)を超える収入があり、日系企業での平均は14万ルピー(約22万円)です。
・役員 100万円
インド人で、日系企業の役員になる人は少ないですが、役員クラスだと月収が50万ルピーを超えます。(100万円くらい)
現地企業の給料はピンキリですが初任給はこの程度です。
現地日系企業ではやはり日本語が話せたり、日本人であることが好まれるので、現地企業の平均から少し上の価格になりますが、外資企業だと公用語がそもそも英語なので、抜擢され会社本国に行く初任給1千万円の超エリートもたくさんいます。
まとめ
大注目のインドではありますがしかし、まだまだ現地経済は発展途上中です。
今のうちにビジネスとしてインドを注目するのはいいかもしれませんね。
詳しく動画でも語っていますのでそちらもチェックしてください!
元アクセンチュアMGRである関口友則。
成蹊大学経済学部卒業後、アメリカのGoldey- Beacom大学で修士卒(MBA取得)、アクセンチュアに入社。アクセンチュア時代の半分以上は、グローバルプロジェクトを経験し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで生活し、日本と海外との橋渡し業務を実施して10年間のキャリアを経て株式会社WooGWayを設立。
自身のグローバルキャリアを活かして、様々な企業からの海外ビジネス展開コンサルを実施。自社でもグローバルに会社を展開し、ナイジェリア・インドにグループ会社を設立。
【自社サービス】
・IT Jobs Japan
IT Jobs Japanはインド人ITエンジニアに特化した人材紹介会社です。
日本のITエンジニアは減少する一方で新たに人材を採用しようと思ってもなかなかIT人材は集まらない現状があると思います。
IT Jobs Japanでは、インド現地に現地法人を立ち上げ、インド現地で1000人以上のITエンジニアを囲っています。
サービスLP: http://itjobsjapan.online/
・IJJ Remote
IJJ Remoteではインド人ITエンジニアを業務委託で活用できるサービスです。
VUCA時代に正社員として人材を採用するのはなかなか難しくなってきました。
しかしながら社内で優秀なITエンジニアを確保したいが日本のITエンジニアの不足や優秀なITエンジニアの給与は高いですよね。
その中で一つの選択肢として優秀で即戦力になるインド人ITエンジニアをリスク最小限で確保できるサービスです。
サービスLP: http://woogway.com/
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