日本をもう一度「攻める国」にするために、いま私がインドでやっていること
日本をもう一度「攻める国」にするために、いま私がインドでやっていること
「このままじゃ、大好きな日本がどんどん衰退していく。このままじゃ、日本は”やりたくても、人がいない国”で終わってしまう。」
そんな危機感を、ここ数年で何度抱いたか分かりません。
DXだ、AIだ、と掛け声だけは立派なのに、現場から返ってくるのはこんな声です。
「求人出しても応募ゼロなんですよ」
「エンジニアが確保できないから、案件を断りました」
「AIをやれと言われても、任せられる人がいないんです」
日本のIT人材不足は、もはやニュースではなく「日常」になってしまった。
だから私は、思い切って 日本の外側に”答え”を探しに行くことにしました。
それが、いま私が走り回っている「インド」です。
大学生の頃、バックパッカーで見た「インドの熱量」
実は、私が初めてインドの地を踏んだのは、今から25年以上前。
大学生の頃、バックパック一つで1ヶ月かけてインドを一周したことがあります。
マドラス(現、チェンナイ)、カニャクマリ、ゴア、ムンバイ、デリー、ジャイプール、アーグラ、バラナシ、カルカッタ(現、コルカタ)……
列車もバスも、ときには牛車みたいな乗り物にも揺られながら、北から南まで本当に色々な場所を巡りました。
当時の私は、正直「何がしたいか」もはっきりしていませんでした。
ただ、「日本とは全然違う世界を見てみたい」、「他の人が行った事がない所に行きたい」という、漠然とした好奇心だけでインドに飛び込んだのです。
そこで見たのは、
- 絶えず鳴りやまないクラクションや縦横無尽に行きかう車
- 朝5時から働き始める屋台のおじさん
- 市場で価格交渉をしている子どもたち
- 電車の中で、熱く将来を語り合う若者たち
- 「日本に行ってみたい」と目を輝かせて話しかけてくる子どもたち
そんな、「何かを変えたい」「前に進みたい」というエネルギーに満ち溢れた人々でした。
あのとき感じた「この国には、何かある」という直感。
それが、25年以上経った今、ビジネスとして少しずつ形になろうとしています。
なぜインドなのか――数字ではなく”熱量”で選んだ
インドが世界有数のIT大国であることは、データを見れば一目瞭然です。
でも、実際に現地に来て、教室に立ち、学生たちと話してみて分かったのは、数字以上の「熱」でした。
大教室にぎっしりと座る学生たち。
「日本で働きたい人?」と聞くと、一斉に上がる手。そして、色々な日本に関する質問がくる。まさに質問攻めに合う。
あの、大学生の頃にバックパッカーで感じた「前向きなエネルギー」が、今も変わらずそこにあることに、私は心から驚きました。
彼らに共通しているのは、
- ITを”仕事”ではなく”武器”として捉えていること
- 海外で働くことを、ごく当たり前の選択肢だと思っていること
- 日本のカルチャーやものづくりに、心から興味を持っていること
だったりします。
だから私は、単に「インド人ITエンジニアを紹介する」ビジネスではなく、
「日本のためのインドIT人材を、現地で育ててから送り出す」仕組みをつくろうと決めました。
単なる紹介では足りないから、「教育込み」にした
正直に言うと、エージェント的な発想だけならもっと簡単なやり方はいくらでもあります。
登録者データベースを集めて、求人票にマッチしそうな人を紹介するだけなら、今日からでもできる。
でも、それでは日本の現場の本当の課題は解決しません。
- 日本語が不安で、コミュニケーションに時間がかかる
- 日本の商習慣やチーム文化に慣れるまで、現場が疲弊する
- 「結局、教育コストはこちら持ちなのか」という不満が残る
この”モヤモヤ”を解消するには、最初から設計を変えるしかない。
だから私たちは、インドの工科大学と組んで、こういうスキームを回し始めました。
- IT専攻の学生の中から、「本気で日本で働きたい人」だけを選抜する
- 在学中から、日本語教育と日本文化・ビジネス慣習の教育を組み込む
- 日本企業が求めるスキルセット(Java、Python、クラウド、AIなど)に合わせて、現地のカリキュラムも一緒にチューニングする
- 卒業時には、「ITスキル+日本語+日本の仕事の進め方」を備えた状態で、日本企業に送り出す
つまり、「紹介する前に、未来の同僚として育てておく」。
ここに徹底的にこだわっています。
1000km+、1000人+。インド出張で見えた”希望と課題”
今回のインド出張は、数字だけ並べるとこんな感じです。
- 車での移動距離:1000km超
- 新しい工科大学でのセミナー参加者:1000名超
- 日本語プログラム第2期生のキックオフ実施
正直、体力的にはなかなかハードです。
でも、不思議と「疲れた」という感覚があまりありません。
新しい大学でのセミナーでは、日本企業の現状や、日本で働くことのリアルを包み隠さず話しました。
- 日本はIT人材が本当に足りていないこと
- ただし「誰でもいい」ではなく、「日本のやり方・カルチャーを理解して、一緒に戦ってくれる人」が必要なこと
- 日本語習得は簡単ではないけれど、その壁を越えれば大きなチャンスがあること
話し終わったあと、質疑応答の時間に手が止まらない。
「日本でのキャリアパスはどうなりますか?」
「家族を連れて行くことはできますか?」
「AIエンジニアとして日本で働くには、今なにを勉強すべきですか?」
一つひとつの質問に、「ただの就職先」以上の期待と覚悟を感じました。
そして、日本語プログラム第2期のキックオフ。
(インドITエンジニアに日本語を教えるプログラムは2025年に開校)
少しの不安と希望に満ちた学生の真剣な眼差しを見ると、「ああ、ここから日本の未来のエンジニアが生まれるんだ」
と思わず胸が熱くなりました。
バックパッカー時代に感じた「インドの底力」が、いま形になっている
大学生の頃、私がバックパックを背負って旅していたインドは、「IT大国」としては全く知られていませんでした。
でも、街中で出会う人々の「もっと上に行きたい」という野心、「世界で勝負したい」というハングリー精神は、他のどの国よりも強烈でした。
当時、バラナシの安宿で相部屋になったインド人大学生が、こんなことを言っていました。
「俺たちの世代は、もう親の仕事を継ぐだけじゃダメなんだ。世界中どこでも生きていけるスキルを身につけたい。だから、英語もITも必死で勉強してる。」
あれから25年以上。
その彼がどこで何をしているかは分かりません。
でも、きっと世界のどこかで、ITエンジニアとして、あるいはビジネスマンとして活躍しているんじゃないかと思います。
そして今、私の目の前にいる学生たちも、同じ目をしています。
「日本で働きたい」「世界で認められたい」「もっと成長したい」。
あの頃感じた「インドの底力」が、今まさに形になろうとしている。
そう実感しています。
「紹介して終わり」から、「戦力になるまで伴走する」へ
私たちが目指しているのは、「紹介件数」よりも「活躍人数」です。
だから、やっていることは人材紹介会社というより教育ビジネスをやっているかもしれません。
- 現地での日本語・文化教育
- 日本企業の要件を踏まえた候補者選抜
- 渡日前のオンライン面談やプロジェクト型トレーニング
- 来日後のオンボーディング・生活サポート
- 入社後数か月のフォローアップ
正直、効率的とは言えません。
でも、ここまでやって初めて、日本企業・インド人材・私たちの三者が本当の意味でWin-Winになると信じています。
「うちは外国人はちょっと…」
そう言っていた企業が、実際にインド人エンジニアを迎え入れ、数か月後にこう話してくれることがあります。
「正直、最初は不安だったけど、もう”チームの一員”です」
「日本語が思ったよりできていて、想像以上に仕事が進みます」
「次の採用も、またインドでお願いしたいです」
この言葉を聞くたびに、
「やっぱりこのやり方でよかった」と、心の底から思います。
日本を再び輝かせるのは、外から入る”新しい血”かもしれない
日本は、かつて世界をリードする”攻めの国”でした。
でも今、多くの現場で聞こえてくるのは、
- 「リソースがないから諦める」
- 「技術者がいないから先送りする」
そんな、”守りの言葉”です。
だったらもう、腹を決めていいのではないでしょうか。
国内だけで人を奪い合うゲームから、一歩外に出る。
世界の優秀な人材に、日本の未来を一緒につくってもらう。
そのための「言葉」と「文化」の壁は、私たちが正面から取りに行く。
大学生の頃、バックパック一つでインドを一周したとき、
私は「いつか、この国と日本を何かで繋げたい」と漠然と思っていました。
あれから25年以上。
その想いが、今こうして形になり始めています。
インドで1000km走り、1000人の学生と向き合って、
あらためてそう決意しました。
もし、あなたの会社が「人がいない」と悩んでいるなら
- DXや新規事業をやりたいのに、エンジニアが確保できない
- 採用コストばかり上がって、決まらない
- 外国人エンジニアに興味はあるけれど、失敗したくない
そんな状況に心当たりがあるなら、
一度、「教育込み」のインドIT人材という選択肢を、真剣にテーブルに乗せてみてください。
ここインドの教室には、
日本の未来を一緒につくりたがっている若者が、確かに存在します。
日本を、もう一度「攻める国」に。
そのための一手を、インドから一緒に打てたら嬉しいです。
※この記事をインド人ITエンジニア採用にご興味ある方、コメント欄での質問や、個別のご相談も歓迎です。
【会社概要】
■ 会社名 WooGWay株式会社
■ 代表者 代表取締役 関⼝ 友則
■ 所在地 〒101-0036 東京都千代⽥区神⽥北乗物町9番地1 ⽇榮ビル4階
■ 設⽴ 2010年4⽉
■ 事業内容 ⼈材紹介、ITコンサルティングサービス、海外ビジネス⽀援サービス
■ 資本⾦ 9,500,000円
■ 許可番号 厚⽣労働⼤⾂許可番号13-ユ-311705
■ グループ会社 AARYA WooGWay(インド) Pvt.Ltd、JABBOCK & WooGWay(ナイジェリア) Limit.
■ 公式サイト https://woogway.com/
私たちWooGWayはインド人採用に特化したインド人紹介サービス”IT Jobs Japan”を運営しております。インド現地にも法人を構えており、約1万人以上のインド人エンジニアで日本で働きたい候補者を抱えております。
日本のエンジニアの人材不足を少しでも解消して日本に新たなIT革命を起こすためにインド人エンジニアの採用を企業の選択肢に入れて欲しいと考えています。定期的にインド・IT・エンジニア・テクノロジーのキーワードで記事を書いて情報発信していきますので、ご興味を持った方は是非フォロー、コメントお待ちしております。
【IT Jobs Japan】
インド人ITエンジニアの人材紹介に特化したサービス
(2) インド人ITエンジニアを採用するべき理由とは – YouTube