外国人人材採用の面接って日本人と何か違うの?

January 6th, 2021 / admin / 0 comments

労働人口が減少する日本は日本人だけでなく外国人の採用も増やして労働力の不足を解決する時代に入りました。しかしながら採用の際、日本人採用とは異なった視点での採用ミスマッチが心配されています。

今までずっと同じ日本人だけを採用していた会社からすると、同じ体制でそのまま外国人も採用するというのは少し難しいかもしれません。
なので私の経験をもとに外国人を採用する際の注意点を4つお話ししようと思います。

まず、文化や言語が全く違う人が日本に来て仕事をする際に求職者側もたくさんの不安をいただきながら面接に向かっております。もしあなたがその外国人だと考えてみてください。外国でそこの国の文化が違うのはもちろんのことですが、企業によっても企業の慣習や文化は10社10色で変わって来ますよね。お互いにお互いの文化や習慣、慣習を敬いながら対応することを最重要に念頭においてください。

外国人人材採用でミスマッチをできるだけ減らすために面接で聞いておくべき質問を外国人に対応したバージョンで準備しておく必要があります。今回は面接を成功させるために訊くべき質問をまとめました。どのような外国人人材の採用をするかによって会社の成長と発展を担える外国人材を確保できるか大きく変わって来ます。

目次

  1. 国籍を理由とした差別的取り扱いの禁止
  2. 外国人からの質問をふんわり回答しない
  3. なぜ日本にくるの?
  4. 日本のイメージ
  5. 人柄からわかる異文化適応力
  6. 長期的に働く外国人人材を採用するために
  7. まとめ

国籍を理由とした差別的取り扱いの禁止


私たちはみな地球人です。国籍、人種、宗教が違うからといった理由で不採用にすることは、「差別的取り扱い」に当たり、法律で禁じられています。(憲法第14条、労働基準法第3条、職業安定法第3条など)

外国人からの質問をふんわり回答しない

面接時に曖昧な回答をしてしまうと当然のことながら実際に働き始めてからのギャップが生じてしまい日本人でも外国人でも早期退職が増える一因です。
「空気を読む」や「回りくどい回答を読み解く」というのは日本のみの文化であり、基本的に外国人には通じません。日本語は勉強しても、空気の言葉は習っていません。
残業の有無や昇給制度などは「残業はできる限り行わない方向で、昇級は善処します」等回りくどい回答をせずに「残業は30時間です、昇級は一年後に2万円程度」等と明確に回答するとミスマッチは当然少なくなります。

質問例

・日本を選んだ理由
・経験や人柄について
・志望動機
・宗教や文化の価値観

なぜ日本にくるの?

英語が話せる人は世界中どこの国でも就職できますが、日本という単一言語の島国を選ぶ人というのはとても勇気がある人で、文化や価値観が全く違う国に就職を希望し挑戦しようとしている人が日本で働きたいと思っています。しかしながら人それぞれでなぜ日本に来たかったのか、理由は千差万別です。先ほども挙げました日本の文化や価値観について受け入れる体制がとれているのか否かは確認しておきたいポイントですね。我々も外国に行ってこれはできるが、それはどうやっても無理だということがあるかと思います。
採用担当者側に気を付けて頂きたい最重要ポイントは、日本の価値観や文化、我々の常識を押し付けることだけはやめましょう。
生まれた国が違えばたくさんの異文化理解をしていかなければなりません。日本の常識は海外では常識ではありません。それが失礼であるというわけではなく、知らないだけ。こちら側が持っている価値観や文化も一緒にゆっくり共有してあげてください!

日本のイメージ


外国での母国語ではない言語の面接はとても緊張します。外国人人材にとって面接でしっかりとしたパフォーマンスを出してもらえるような面接時の空気作りはとても大切な面接官の役割です。
質問に対する回答の中に悪い点や問題点を素直に指摘できる方はグローバル化してく社会でもとても貴重な人材です。
インド人はその点に置いてはとても優秀でしょう。インド国内では学校でも企業でも宗教や文化さらい言語が違う同級生、同僚とコミュニケーション取る上で自分の意見を言い合い擦り合わせることは日常茶飯事だからです。

・日本に来て困ったことはどんなことですか?

・日本の印象について聞かせてください
・日本職場環境の改善点があれば教えてください

人柄からわかる異文化適応力

せっかく外国人を採用したのにもかかわらず日本の地に適応できなくてせっかく入社した会社を辞職して母国に帰ってしまう外国人も少なくありません。
日本人でも外国人でもそうですが採用には多大なるコストがかかります。
また、新卒採用の場合はポテンシャル採用になってしまうため、面接の時点でその人が異文化にたいしてしっかりとした考え方、適応力があるか否かを見極める必要があります。
日本社会への適応力はもちろんのこと、ストレス体制や、問題処理能力など、文化が違う環境で働く人には必須のスキルになります。
そこでおすすめなのがインド人人材です。
インドは国自体が異文化で国内だけで50言語以上の言葉があり、宗教もたくさんあるため同じ国に生まれていながら第二言語で相手の文化や価値観を尊重しながらコミュニケーションを取るのが得意です。

長期的に働く外国人人材を採用するために

192ケ国の中から日本を選び、たくさんある日本の会社からあなたの会社を選んでもらえるのはとても運命的ですよね。
その運命を逃さないためにも、また就職したとしても早期離職されてしまっては会社の成長に歯止めをかけてしまうかもしれません。
なのでしっかりとした会社のビジョンや目標を求職者と共有し、あなたが働けばこのような未来が待っていると、一緒に働いた時のイメージを具現化させるような面接にすることをおすすめします。

まとめ

曖昧な言葉で終わらせずに業務内容、企業のビジョンやゴールを明確に伝え、外国人人材との価値観のすり合わせをしっかりとしましょう。
その人の能力やスキルは面接や履歴書だけではなかなか計れないものがあります。

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