インドで弁当屋を経営した話

June 13th, 2021 / admin / 0 comments

こんにちは!代表の関口です!いつも弊社ホームページをご覧頂いて嬉しい限りです!

今回は私が以前、インドで和食弁当屋を開業した時の経験を書きたいと思います。まず、何でわざわざインドで日本食のお弁当屋さんをしてたのかというと、
私はインドへは進出コンサルとして日本企業のインドへの進出サポート役として出張していました。
当時は、私の多くの日本人のお客さんが長期滞在していて、
インドの食事が合わない、1週間なら良いが、飽きる、香辛料が強い、お腹が耐えられない、醤油が恋しい!と、苦労されていました。
弊社WooGWayウーグウェイ には日本の架け橋(ゲートウェイ)になるというミッションがあるので、「在インド日本人の胃袋を支えてやろう!」と一念発起し、弁当屋を開きました。


そのお弁当屋さんでたくさんの事件がありました。今でも印象に残ってる3つの事件を今回はお話しします。

忘れられないびっくりした思い出ワースト3

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突然、信頼していたインド人メインシェフがいなくなっちゃう!事件

インドで日本食を作れるように育てるのはなかなかに大変です。
やっと良い従業員に巡り合え、メインシェフになったA氏。
毎日早朝から仕込み、ほぼ一人で味の調整をしてくれて、彼のおかげでお弁当ビジネスは軌道に乗りました。
順調にオープンし、お客様も定着した頃、A氏が親戚の結婚式で休暇を取らせて欲しいというので、1週間の休暇を許可しました。
ところがインドの結婚式は1日で終わらないことが多く、さらには移動時間は田舎に行けば行くほどに伸び、1週間では足りなかったようでした。
2週間、3週間経っても、A氏は帰ってこず、連絡が取れなくなりました。
消えたA氏。そして落ちる我らが弁当屋の信頼。

育ててきた日本食調味レベル、米の炊き加減など諸々がやり直しになり、お客様からのクレームも酷くなり、店は潰れるかと思いました。

幸運にも女性アシスタントシェフが急成長してくれ、お弁当屋の危機は一旦逃れました。

忘れられないびっくりした思い出ワースト2

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突然従業員が道端でケンカをしてしまう!事件

お弁当はデリバリーでお届けしていました。
私は日本人なのでインドでは車を運転できません。国際免許はありますが、交通事情が激しくて、「え、ここで?!」と思うようなとこでもどんどん横入りしてきますし、クラクションを鳴らさない人はいません。
なので配達は、私と現地ドライバー従業員と2人で行っていました。
その日は重要な会議があり、大量注文で、どうしても時間通りに着きたかった焦りがありました。早く出発しましたが、いつも通りの渋滞に、横入りの横入りで列が三倍になっていました。
進んでいるのかわからないような走行中に信号機赤になり一斉に車が止まりました。
その時です、いつも一緒に配達している、とても温厚なドライバー社員が、乱暴に車から降りて、前の車の運転手に殴りかかりに行きました!
大喧嘩で、3車線ある大きな道路でしたが、周りもクラクションを鳴らし、野次を飛ばし、なおさら渋滞を酷くしました。笑
命があってよかったです。

忘れられないびっくりした思い出ワースト1

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社内でセクハラ!事件

お弁当屋は従業人が10人強の小さい会社です。
女性従業員から、ある人が毎朝卑猥なことを言ってくるセクハラをされていると通報がありました。
内容は、デリバリーリーダーが携帯で変な写真を見せるというセクハラが毎朝あったそうです。
女性従業員がデリバリーリーダーを辞めさせないならば、私が辞めるとストライキを起こしました。

私も社長という立場としては、小さい会社を経営する上で、一気に二人に辞められると困る。
特にデリバリーリーダーに辞められると今日の配達もできない。
何とかうまくシフト調整して穏便に凌ごうとしたのですが、
セクハラされた方の女性従業員はカンカンで彼か私かどちらか1人、という結論になりました。
明らかに問題を起こしたデリバリーリーダーには辞めてもらいましたが、
結局女性の方も辞めることになり、重要ポジションの二人に一気に辞められまたもや会社は閉店まで追い込まれました。
その後は地理に不透明な私が配達ルートを決めたりして何とか切り抜けましたが、とてもショッキングな経験でした。

セクハラはニュースで聞きますが、まさか自分の会社で怒ると思わなかったですし、被害にあった従業員も、毎日顔を合わせている相手に嫌だと、はっきり声をあげた姿は見習うべき姿勢だと思いました。
日本では「そんなのセクハラにもならないよ」と、受け取る側もそもそも取り合わないこともありますね。
セクハラにも驚きましたが、怯まずに声をあげて、ストライキまで起こすという行動力は、個人よりも仕事を優先する我々とは違う異文化を感じる大きな出来事でした!

今日は私がインドでお弁当屋さんをしていて苦い経験というか、今で言うと良い経験ですがお話しさせていただきました。
インドでは10年ほどビジネスをしているので、機会がありましたらまたお話ししたいと思います

【弊社概要】

Service
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