日本で働くインド人ITエンジニア達にインタビュー vol 1.

今回は、弊社のIT Jobs Japanサービスにおいて、インド人ITエンジニアのリテンションサービスを担当して頂いている鈴木さんのインタビュー記事をご紹介させていただきます。
インド人IT人材と実際に会って、価値観の違いや文化の違いをしっかりと理解しながら、お互いが寄り添い合うこと。
日本がグローバルな社会になるための小さな一歩ではありますが、日本にいるインド人ITエンジニアの方達がどのようなことを考えているのか発信していきます。
目次
鈴木さんのご紹介

WooGWay株式会社とインドエンジニア人材の定着(離職防止)の部分でコラボしております、株式会社Elpmisの鈴木友也と申します。
「企業の人事部門と外国人材(外国人労働者)との間のコミュニケーションの懸け橋となる」を使命に、メンターの立場で外国人材のフォローアップを受け入れ企業様の代行で担当しております。
①ルーティンチェック、②日本語能力、③従業員エンゲージメントという三つの項目で見える化した定着診断レポートを、受け入れ企業様向けに作成しております。
外国人材の離職でお悩みの企業の方々は、お気軽にご相談ください!
インド人ITエンジニアインタビュー:リシタさん
日本で働くことになったきっかけやエピソードを教えてください!
今はエンジニアをしています。まだインドの大学院でMBAコースを履修していた学生時代に、日本語の講義を選択しました。その授業をきっかけに日本でのキャリアを考えるようになりました。もともとMBA取得後は海外で仕事したいと思っていたので、お話を頂いた時に迷わず日本行きを決断しました。
インドの方々は、日本を含めた海外でのキャリアを積極的に考えている人は多いのでしょうか?
インドの年収は欧米や日本などの国々と比較して、まだそこまで高くないので優秀な人ほど海外に行くことを考えています。
ただどの職種でもまずはインド人にとっては公用語である英語が通じる国へ行く方々が多いです。
日本で働くことが決まるまで大変だったことを教えてください!
面接のために来日したのが初来日でした、日本人の会話についていくのがとても大変でした。
面接の最中でも聞き取れない日本語があったので、「もう一度お願いします。」や「ゆっくりお話ししていただけませんか?」などと正直に答えました。
実際に日本で働いてみて、良かったところや印象に残っていることはありますか?
はい、有ります。最初にメンターでついてくださった日本人上司の方が大変親切な方だったので、まだ日本語が慣れない自分にとってとても心強い存在でした。会社全体でも、ランチタイムなどで他の社員の方々と積極的に交流の場を持つことができるので、疎外感を感じない環境なのがよかったです。
逆に苦労したことや、ギャップを感じたことがあれば教えてください!
言葉の面がやはり一番大きいですが、その中でも「専門用語」を使う午後のミーティングがとにかく緊張したり、苦労してます。
意見を求められたり、確認を取られたりすることも時々あります、その時が一番緊張してますね(笑)
日本の就労環境とインドでの就労環境で大きな違いはありましたか?
私個人の意見ですが、日本の就労環境は全体的にいつもピリピリしています。
敬語の使い方やビジネスマナーなど世界でも独特で、海外の方々には窮屈に感じる場合があるので、状況に応じてもう少しラフに、リラックスして考えられたら、お互いハッピーだと思います!
最後に、今後の日本でのキャリアプランや将来の計画を教えてください!
日本での生活が好きなので、このままできるだけ日本で働き続けたいです。
そのためにも、もう少し日本語を上達させ、日本のニュース番組を難なく理解できるようになりたいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どこの国の人であろうと、結局はその方、個人としっかり向き合ってお話しないと何もわからないですよね。
「何人だから〇〇だ」という先入観や固定概念は、実際にはそんなに外国と触れない島国の日本だからこそ特有で根付いているかもしれません。
しかしながらいつまでもそのような考え方ではいつまでたっても変化しないままですよね。
データでもあるように日本のIT人材は2030年までに60万人以上不足すると言われています。
IT人材リソースは海外から借りるしか他に手はありません。
その時代が目の前に来ている中で、先に異文化での働き方を先に学ぶべきだと私は思います。
弊社が運営しているIJJ Remoteは最短1ヶ月からインド人ITエンジニアをリモートで採用することができるサービスをしています。https://www.youtube.com/embed/OWUge9nIEtI?rel=0
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