IT大国 インド人エンジニアの進出

January 5th, 2021 / admin / 0 comments

世界中で急速にIT化やDX化が進んでいる。その流れと共に経済発展が進んでいるというのは普通に生活を送っていても、なんとなく気付くことではないでしょうか。日本でもAI化、キャッシュレス化、自動運転、DX化など様々なテクノロジーが必須と言われている分野が注目されています。その注目度とは反面して、日本ではそれらのテクノロジー(IT、AI化など)がかなり遅れていると言われています。


その原因は圧倒的なエンジニア不足から起きています。

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目次

  1. インド人エンジニアの推移
  2. 注目のIT立国インド
  3. IT大国インドが生み出した人材・会社

インド人エンジニアの推移

いま圧倒的エンジニア不足が日本で起きている中で、インドでは急速にIT化を進めています。インドでのエンジニアリング学士号の取得者数は、2013年の65万人から2016年は77万人に増えています。2020年には年間80万人を超えると予測されていて、圧倒的です。

インド国内でエンジニアリング学士号を受講でき取得できる学校は約3,000校あり、主要都市のチェンナイ、プネ、デリー、バンガロール、ハイドロバードが約80%を占めています。エンジニアリング業界の中でもっとも採用が多い業界がIT業界59%です、次いで通信業界58%、エネルギー業界43%となっております。

しかし、日本側では経済産業省の情報によると2015年時点で約17万人のIT人材が不足しているという結果になっております。さらに、今後IT人材の供給力 が低下するにも拘わらず、ITニーズの拡大とともにIT市場は今後も拡大を続けることが見込まれていますため、IT人材不足は今後ますます深刻化します。 2030年には、約59万人程度まで人材の不足規模が拡大するとの推計結果が出ています。確実に日本国内でのエンジニアの需要は爆発することは確実です。このように莫大な数字での日本人エンジニアの数が減少している中で
海外のエンジニアの力を借りなければいけないのは目に見えていることです。
そういった状況で海外のエンジニアをどのようにマネジメントするのか、コミュニケーションをとっていかなければいけないのか課題になってくることでしょう。

注目のIT立国インド

先ほども話したようにインド人エンジニアはたくさんいます。インドでは宗教文化が根強く残っており、カースト制度の影響から職すらも思うように選べなかった時代もありましたが、それを壊してくれたのがこの”IT”でした。

カースト制度の下の人たちは貧困から抜け出せる大チャンスとしてIT職を目指してとても努力しました。第二言語を英語としてインド教育は数字に非常に強いのでその組み合わせが必然的にエンジニアが育つ環境の基盤となっていました。エンジニアは「数字と英語」の色がとても強い業務内容です。なのでエンジニアリングを得意とするインド人は数多くいます。数が増えればもちろんたくさんの優秀なエンジニアの人材が生まれてきます。

世界がIT化に突き進む時代にあって、高い技術力を持つインド人エンジニアの市場価値は上昇しますし、これからも成長し続ける見込みのある安定した産業としてインドに益々定着し始めています。その背景には今は廃止されているカースト制度の影響があり、古くから伝わる職業にはなかったITという分野が出て来たことによって貧困層にもチャンスが広がったことが、結果的に経済を一気に加速させる要因となりました。

IT大国インドが生み出した人材・会社

インド人がCEO を勤めている大手IT会社をご存知ですか?

Google -サンダー・ピチャイ氏(Sundar Pichai)

Microsoft – サヤト・ナデラ氏(Satya Nadella)

Adobe systems -シャンタヌ・ナラヤン氏(Shantanu Narayen)

一度は名前を聞いたことがあるとても有名な会社のCEOがインド人です。
またインド国内にも「ウィプロ」「インフォシス」「タタ・コンサルタンシー・サービス」と、ビッグ3とも呼ばれている大手IT企業があります。

これらの企業はITがこれほどまでに盛んになるより前の時代に創業し、インド国内でいち早くIT分野への進出を果たしてきた企業でもあります。現在では、各々の企業が世界に数多くの拠点を構えるようにまで成長しており、IT業界においても絶大なる影響力を持ち、グローバル色の濃い大企業に成長しました。

インドのシリコンバレーと言われているバンガロールでたくさんのスタートアップ企業が生まれてきています。

・OYO
評価額:50億ドル
創業年:2013年5月
「OYO」は、2013年にインドで創業したホテルチェーン。世界全体で46万室ほどの客室数を有する。驚異的な成長スピードを誇り、2016年時点で年間600万件程度だった予約数は、2017年年末には1,300万件、2018年年末には7,500万件にまで拡大。

・Zomato
評価額:20億ドル
創業年:2008年7月
インド最大のレストラン検索アプリ「Zomato」を運営。インド発のスタートアップとしては最もグローバルに事業を展開しており、23か国で140万件のレストラン情報を網羅。

インドのシリコンバレーはIT企業だけでいうとアメリカを超える企業が生まれるのではないかとささやかれています。
そういったインド人がインド国内だけでなく様々な国に進出してきているのも経済産業省からの数字を見ても確信できます。
上記でも述べたような優秀なエンジニアを生み出しているインドのエンジニアたちとうまく関わって行く必要が今後の日本にはあるのではないでしょうか?

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